コレクション: トップコートはここまできた!オールオイルシールド【特集②】

せっかくのおしゃれな空間での油汚れは防ぎたいものです。そのようなお悩みを解決すべく、開発された強力撥油トップコートです。

通常の撥水剤では油の侵入を防ぐことはできません。

こちらの商品は油をはじく有効成分の量を最大まで増やしました。

こうして誕生した強力撥油トップコート、「オールオイルシールド」をご紹介します。

 

意匠性の高い内装用左官材やテラゾーはカフェやバー等、おしゃれな空間には今や欠かせないものとなっています。オールオイルシールドは、このような質感が特徴の素材を汚れから守るために選ばれています。

これらの素材は高価であることに加えて、お手入れの難しさや染み抜きなどのアフターフォローによる失敗も起こりやすいことから、施工したての綺麗なうちに予防策としてトップコートにオールオイルシールドでコーティングすることを強くお勧めします。

 

オールオイルシールドの5つの価値

オールオイルシールドの優れた特長は下記の通りです。

①優れた撥油(はつゆ)効果
驚きの撥油力で油の浸透を防止し、シミの元となる油をサッと拭き取ることができます。

②素材を経年劣化から守る
汚れが素材の中へ侵入することを防ぐため、簡単なメンテナンスで経年劣化から素材を守ります。

③様々な素材に対応可能
装飾用左官材・テラゾー・コンクリート・石材全般などさまざまな素材に対応しています。

④キッチン周りの使用条件をクリア
フードセーフ認証を取得済み、テーブルなどへの施工も問題ございません。耐熱温度は250℃のためキッチン周りでも安心してご使用いただけます。 

フードセーフ認証(FOODSAFE)とは
調理や食事の過程に関して、人体に悪影響を与える成分が使用されていないことを証明する、厳しい審査基準が設けられたヨーロッパの規格です。(オールオイルシールド硬化後の施工面に直接食べ物を置いた場合などを考慮)

⑤日頃のお手入れが楽
メンテナンスは日々の水拭きで十分です。美観を保つことを実感いただけます。


さらに詳しく、開発責任者に聞いてみました

これまでオールオイルシールドの特長を紹介してまいりましたが、開発に関することや気になる疑問を、開発責任者に詳しく聞いてみました。

■オールオイルシールドの開発の背景

――-まずは、オールオイルシールドの開発に至った経緯を教えてください。

「装飾用左官材などを油染みなどのトラブルから守る為に、とにかく油に強いものを作りたいと思ったのがきっかけです。」

――-油染みなどのトラブルって多いのですか?

「多いですね。よくそういった声をいただきます。こだわった高価な素材だからこそ油のトラブルから守りたいですね。」

――- 開発の際に最もこだわったポイントはどこですか?

「とにかく、価格ではなくパフォーマンスにこだわりました。『より油を通さない』という性能の高さを重視して開発しています。」

――-具体的なエピソードはありますか?

「様々な油での実験はもちろん、油の中でも一番汚れが入っていきやすいとされる、オリーブオイルでも何度もテストを重ねました。」


金額が高いのに少量?!その理由とは

――- 1Lは少なめかなと感じたのですが、その理由は?

「空気に触れると固まりやすい性質を持っている為、品質を維持するという意味で使い切れる量で販売しています。」

――-大容量が欲しいという声はありますか?

「そういった声はありますね。しかし、常に良い状態で使い切ってもらいたいので大容量タイプの販売は、現在考えておりません。」

――-1Lでどのくらいの面積を施行できるのですか?

「あくまで目安ですが、4人掛けテーブルの天板が10枚分くらいです。」


濡れ色仕上げについて

――-濡れ色仕上げにするメリットは?

「素材の色が落ち着くので高級感が出る、細かい傷が目立ちにくいという声をよくいただきます。」


コーティングの持ちと再施工

――-一度塗ったら何年くらい持ちますか?

「外的要因がない限りは半永久的に近いです。日光などの紫外線にも強いですよ。」

――-外的要因って具体的に何でしょうか?

「歩行や擦るなど物理的な要因でオールオイルシールドの層が削れていきます。そのため、素材の表面が削れていかない限りは持つという表現になると思います。」

――-摩耗以外の要因はありますか?

「酸に弱い素材(大理石など)に使用した場合、素材そのものを酸焼けから守ることはできません。また、セメント製品に使用した場合の水の影響によるエフロの発生も止めることができません。素材によっては対処法もあるので、施工前にお問い合わせください。」

――- オールオイルシールドの層が削れてきたと感じたら、再施工できるんですか?

「一度素材の表層にオールオイルシールドが入っているので、再施工するのであれば浸透層を削り取り際研磨してからの施工になります。」


施工のポイントを詳しく

――-施工の際の注意点やポイントがあれば教えてください!

「事前に試験施工を必ず行っていただくことですね。」

――-施工は難しいのですか?

「1㎡程度の小さい面積であれば簡単です。施行手順もシンプルに、オールオイルシールドを塗布して綺麗な布などでしっかりと乾拭きする、これだけです。」

――-広い面積を施工したい場合はどうすれば良いですか?

「経験豊富な職人の方にお願いすることをお勧めします。乾拭きが甘いとオールオイルシールドが素材の表面で固まってしまいますので。」

――-もし素材の表面で固まってしまった場合は?

「素材の表面を物理的に削り、再研磨を行う必要があります。そのためにも、これでもか!ってぐらい乾拭きすることがポイントですね。」

――-ほかに注意すべきポイントはありますか?

「気温が高いと硬化時間が早くなります。そのため、「施工時期、作業環境、気温」により注意が必要です。」

――-施工したいけれど、経験豊富な方が知り合いにいない場合はどうすればいいですか?

「今回、オールオイルシールドの施写真を提供してくださった原田左官工業所様にぜひ。」

――-ありがとうございました。最後に一言お願いします。

「商品名はオールオイルドシールドではなく、オールオイルシールドです!(笑)」

ご不明な点がございましたら、ぜひお問い合わせください!

  


オールオイルシールドは仕上げに塗って拭き上げるだけ!

気になる施工手順は下記の通り。洗浄・乾燥→塗布→拭き取り→乾燥と通常のコーティング剤と変わらない、シンプルなステップで塗布作業が行えます。

はじめに:本施工前に必ずテスト施工を行い、仕上がりと性能を確認してください。


ステップ1:洗浄・乾燥

塗布面に汚れ・水分・油分が付着している場合は、アルコールや洗浄剤等で綺麗に洗い落としてください。また、濡れている状態や湿気が多いと製品自体が白濁します。必ず塗布面を充分に乾燥させてから使用してください。

ステップ2:塗布

不織布・スポンジ・ローラー・ハケ等で均一に塗布してください。屋外作業の場合、12時間以上雨が降らないことを確認してから作業を行なってください。

ステップ3:拭き取り・乾燥

塗布後、表面に残ったオールオイルシールドを全て拭き取ってください。特に色の濃い石材は丁寧に拭き取る必要があります。鏡面仕上げの場合は虹色が無くなるまで拭き取ってください。12時間ほど乾燥させたら施工完了です。  


取材協力:有限会社 原田左官工業所

今回、オールオイルシールドの施工事例の写真を提供いただいたのは、(有)原田左官工業所様。オールオイルシールドの施工はもちろんのこと、左官工事をご検討の方はぜひ、直接相談してみてくださいね!

有限会社 原田左官工業所様のホームページはこちら>>(外部サイト)  



お問い合わせ・ご購入はこちらから

オールオイルシールドについて、より詳しく知りたい方や、ご不明点のお問い合わせも承っております。お問い合わせ一覧からお気軽にお問い合わせください!

次回:オールオイルシールド特集第二弾を準備中!お楽しみに!


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